【危ないっ!】私が体験した新幹線内での出来事
こんにちは。
今回は前回の記事で書いた、「トラブル」に関してのお話です。
トラブルの内容
今回、私が体験したのは
「列車内でのきっぷの紛失」です。
たかが紙1枚と思うかもしれませんが、これは大変なことです。
きっぷは、「この駅から乗り、この駅で降りますよ。その料金は支払っていますよ。」という証明になるんです。
これを無くしては、JRの職員の方は不正乗車を疑うしかありません。
JRのルールでは、「きっぷを無くしたら、最大区間の運賃(+特急料金)を支払う」という風に定められています。
支払いをしても、あとできっぷが見つかれば、窓口などで払い戻してくれますので、前回の記事のような大移動をして料金が高くなっている時は根気よく探してみましょう。
紛失からの流れ
その1
きっぷがないことに気が付いたのは、
盛岡につく前のことです。
「そういえば、何時ころに東京つくんだっけな」
そう思い、上着のポケットに入れたパスケースにしまってあるきっぷを出すわけですが
「….あれ、ないな」
反対側のポケット、カバン、ズボン等、すべて探しましたがパスケース自体が無く….
「まずいな。改札出れないどころか最大運賃がその場で請求される….(JRのルール)」
当時、それが一番最初に頭に浮かびました。
パスケースにはマイナンバーカード、銀行キャッシュカード、SAPICAなど、いろいろ入っていたので
きっぷよりもそちらのほうが心配でした。
まず車掌さんに「きっぷをなくした」「きっぷはパスケースに入っている」「パスケースは車内に乗り込むまでは確実に存在していた」「2~5号車の間に落ちているはず」
ということを伝え、一応えきねっとの購入履歴・朝にインスタに投稿したきっぷの写真を見せてみましたが
車掌さんは「買ったのは間違いないのはわかりますが….JRのルール的には….」という感じでしたね。
JRのルール
JRでは、「旅客営業規則」というものが定められており、
乗客がきっぷをなくした際には、駅で最大区間分の支払いをする必要があります。
※その際に発行されるきっぷがありますが、のちにきっぷが見つかった場合、みどりの窓口にて払い戻しを受けることが可能ですが、旅の記念としてきっぷを残すことはできません。
その2
上記の通り、JRではどうやら「実物のきっぷ」をもって支払いの証拠としていることがわかります。
ですので、実物がないかぎりはどうにもならないので素直に探しまくりましょう。
車掌さんもそのように仰っていました。
盛岡から頭を抱えて東京に行くことになるとは思いませんでした。
前の座席、他の号車、洗面台など、たどったルートを何度も探しましたが見つからず。
結局、大宮から私の親がわざわざ特急券を買って乗ってきてくれまして、一緒に探してくれました。
親、強すぎる…..
その直後、車掌さんが私に話しかけ、デッキへ。
車掌さんのタブレット端末には、落とし物の情報が載ってあるページが開かれており
「仙台駅でお降りになったお客様が車内での落とし物を駅員に届けていたのですが、これで間違いありませんか?」
と。
画像を見ると、私の名前が印字されているSAPICAが入ったパスケースではありませんか。
私「そうです!それです!ありがとうございます!」
車掌さん「あーそうですか!よかったです。車内の落とし物は車掌に届けてくればいいのに、なんで駅員に届けちゃったんですかねー( ´∀` )」
私&親「wwwwww」
という感じで、無事に見つかりまして
車掌さんに「業務連絡書(乙)」というものを渡され、
「これを東京駅の窓口で見せれば支払い(前述)なしで改札出られると思いますので」
と案内され、もう感謝しかないですね。
業務連絡書は、「業連」と略されて呼ばれているらしく、本文にも使われていました。
内容は
- お客様は車内で切符をなくしちゃったよ
- けど、仙台駅で降りた人が届けてるよ
- 対応よろしくね
というものでした。
それと一緒に乗車券・新幹線特急券の情報も記されており
実際に改札の窓口で提出したところ、支払いなしで突破できました。
落とし物が駅に届けられた場合
今回は仙台駅に届けられたので、その例で説明させていただきます。
落とし物を受け取るには二種類の方法がありまして
・仙台駅に直接取りに行く
・宅配で送ってもらう
の二つです。
宅配の場合、着払いとなりますので注意が必要です。
私は東京に滞在するので、仙台駅に取りに行くには金がかかりすぎる、滞在期間が長いことから宅配でお願いしました。
配送手続きは駅の窓口で行います。
本人確認書類が必要なので、マイナンバーカードや保険証、運転免許証を用意しましょう。
※健康保険証を私は使いました。お薬手帳の中に入れててよかった。
待ち時間
私は東京駅の改札口で手続きを行いました。
JRの忘れ物の情報を共有するシステムっぽいもの(私はここら辺の仕組みについては存じ上げませんが)
に、私のパスケースの情報が反映(登録)がまだされてなかったらしく、駅員さんが検索してもヒットしなかった様子。
午後8:00過ぎにやっと登録されたらしく、そこで初めて必要書類の記入などをしました。
はやぶさ号が東京についたのは、19:04なので、、、
約1時間、手続きにかかったことに!!
(システムに情報の登録がすぐにされていたらおそらく、すぐに終わったとは思いますが)
まとめ
私の場合は、(マイナンバーカード&学生証入りのパスケースごとなくしたおかげで)実物のきっぷが仙台駅にあることがわかったので
追加の支払い(最大区間の運賃+特急料金)をその場でせずに済んだのですが
ふつうは紛失すると支払わされますので、JRをご利用になる際はくれぐれもご注意ください!
※特に、長距離移動する場合
それでは!