【Discord】ロールを作成しよう!
こんにちは。Discordには「ロール」と呼ばれる、わかりやすく言えば役職みたいなものを作れます。
例として「社長」「副社長」「課長」「部長」といった感じですね。
ほかにも使い方としては「営業部」「人事部」「商品開発部」など、複数のチームをわかりやすく分別するなどの使い方があります。(なんならこういう使い方がメイン)
それでは早速、設定の仕方を説明します。
※画像はすべてPC版です。
ロールの作成
ロールを作成するには「管理者権限」もしくは「ロールの管理」の権限が必須になります。
※自分でサーバーを作った方は自動的に管理者という扱いになりますので気にしなくてOKです。
手順です。

サーバーの名前の矢印をクリックするとこのようなメニューが出てきます。
「サーバー設定」をクリック。

画面左のメニューバーから「ロール」を選択し、「ロールを作成」のボタンをクリック。

ロール名には役職名など、他人が見てもわかりやすい名前にします。
※ここでは「ブログのための無意味なロール」とします
色は自由に選択してOKです。ロールごとに色分けすることをここでは推奨します。(ロールが割り当たったユーザーは名前がここで設定した色になります。Discordでは背景色が黒系と白系があるので、これと同系色は見づらくなるのでそこは考えること。)

下にスクロールし、この二つの項目は有効化しましょう。
機能としては、上はそのままの意味です。下は、例を用いますが
「「営業部」のロールが割り当たった人全員に通達したいことがあれば、その人たち一人ひとりをメンションしていくのではなく、このロールをメンションするだけで通達ができる」
という、便利機能です。
これで基本のロール作成はできます。
ロールの権限の設定
Discordでは、作ったロールに対して権限を設定できます。

上のタブから「権限」に進みます。
ここでは、「ロールが割り当たった人は何ができるのか」を設定できます。
項目をひとつづつ説明していきます。
権限名 | 説明 |
チャンネルを見る | このロールが割り当たった人は、特別な設定をされていない限りは チャンネルを自由に閲覧可能です。 |
チャンネルの管理 | このロールが割り当たった人は、チャンネルを作成・編集・削除 ができます。 |
ロールの管理 | ロールの作成・編集・削除ができます。 ※自分が割り当たっているロールと、割り当たっているロールよりも上位に位置する ロールは編集できません。 |
Manage Emoji and Stickers | 絵文字とステッカーを管理できます。 ※これは私もそこまで理解していない |
監査ログを表示 | このサーバーに対する変更を誰が行ったのかを見れます。 |
サーバーインサイトを見る | これは気にしなくていいとおもいます。 |
ウェブフックの管理 | ウェブフックを作成・編集・削除ができます。 他のアプリやサイトからメッセージを送信できるようになります。 が、普通の人はおそらく使わない機能でしょう。 |
サーバー管理 | サーバーに関する設定を変更できます。 例) サーバー名変更・サーバーの地域の変更・すべての招待の確認 サーバーへのBot追加・AutoModルールの作成と更新(これは私もわからない) |
招待の作成 | 他人をサーバーに招待できるかの設定です。 |
ニックネームの変更 | サーバーにおいて、他人の名前を変更できるようにします。 |
メンバーをキック | 他人をサーバーから追い出します。 |
メンバーをBAN | 他人をサーバーから追い出し、再度参加できないようにします。 |
メンバーをタイムアウト | メッセージの送信・スレッドでの返信・メッセージに対するリアクション ・ボイチャで発言できなくなります。 |
メッセージの送信 | テキストチャンネルでメッセージを送信できます。 |
スレッドでメッセージを送信 | スレッドでメッセージを送信可能です |
公開スレッドを作成 | みんなが見れるスレッドを作成できます |
プライベートスレッドの作成 | 招待限定のスレッドが作成できます。 |
埋め込みリンク | 埋め込みコンテンツを表示するURLを許可します。 |
ファイル添付 | ファイルをサーバーに添付できます。 |
リアクションの追加 | メッセージに対してリアクションを行えます。 |
外部の絵文字を使用する | ほかのサーバーの絵文字が使えます。 ※Nitro(課金)ユーザーだけの機能です。 |
外部のスタンプを使用する | ほかのサーバーのスタンプが使えます ※Nitro(課金)ユーザーだけの機能です。 |
@everyone @here すべてのロールにメンション | @everyone(サーバー参加者全員に対してのメンション) @here(サーバー参加者のうち、現在オンラインになっている全員に対してのメンション) @ロール(各ロールに対する強制的なメンション) を許可します。 |
メッセージの管理 | 他人が送信したメッセージの削除・任意のメッセージをピン留めを許可します。 |
スレッドの管理 | 上記のスレッド版だと思います。 |
メッセージ履歴を読む | 有効化しないと、オンライン且つ該当チャンネルにフォーカスしていないとメッセージが読めない糞仕様になります。 |
テキスト読み上げメッセージを送信 | 読み上げ可能なテキストを送信できますが、ほぼ使わないです。 |
アプリコマンドを使う | 主にBotに対してコマンドを使う用途で使います。 念のため有効化しておきましょう |
接続 | ボイチャに参加できます。 |
発言 | ボイチャで発言できます。 |
Webカメラ | ボイチャで動画の共有・画面配信・ゲーム配信ができます。 |
ユーザーアクティビティ | 対応ソフト・サービスを利用していると、メンバー一覧で 自分の名前の下に「〇〇をプレイ中」「Spotifyを再生中」とかを表示できます。 |
音声検出を使用 | これを有効化しないとボイチャでしゃべるときに特定キーを押し続けないといけなくなります。 |
優先スピーカー | ボイチャで自分の声が優先して聞こえるようになります。 (聞こえやすくなる) |
メンバーをミュート | 他人がボイチャで発言できなくなります。 ガムテープで他人の口をふさぐことと同義です。 |
メンバーのスピーカーをミュート | 他人がボイチャでの発言を聞けなくします。 |
メンバーを移動 | 他人をほかのボイチャに移動できます。 |
スピーカー参加をリクエスト | 「ステージ」と呼ばれる機能において、「発言したいぜ」という意思を 送信できるようになります。 ※コミュニティ化していないサーバーでは使うことはないです。 |
イベントの管理 | イベントの予定を追加・編集・削除できます。 ※コミュニティ化していないサーバーでは使うことはないです。 |
管理者 | 上記すべての権限を割り当てたうえで、このサーバーにおける全権を手にします。下手に有効化すると痛い目に遭います。 付与の際は慎重に |
ざっとこのような感じです。
ロールに対して許可したい権限を設定し終えたら↓
ロールにユーザーを追加する
上のタブから「メンバーの管理」を選択。

「メンバーを追加」をクリック。
ロールを割り当てたい人を選択し、「追加」を選択。

そうすると、メンバー一覧でユーザーの色が変わります。

(ちょっと色の選択ミスった感じがありますが)
これでロールの割り当てを行えます。
手軽にロールを割り当てたい場合

数人に対してロールを割り当てたい場合、いちいち設定画面に行くのはめんどくさいものです。
そういう時は、「割り当てたいユーザーを右クリック」>「ロール」と進み、
画像のように割り当てたいロールにチェックを入れます。
ロールの優先順位
ロールには優先順位が存在します。

画像を例に説明しますと、
「王様」が一番優先順位が高く、「僻地の農民」が一番優先順位が低くなります。
複数のロールが割り当たっている場合、権限は優先順位が高いほうが適用されます。
また、名前の色もこれに準じます。
ちなみに、何もロールが割り当たっていない場合は、「@everyone」と呼ばれるロールの設定が適用されます。
これは優先順位が一番低く、設定はロール設定画面の一番上のところで設定できます。↓

サーバーの作成者はなにもロールが当たっていなくても「管理者」という扱いになりますので
感覚としては、「すべてのロールよりも優先順位が高い」ということになります。
少しややこしいですが、慣れていきましょう。