【SoftEther VPN】自宅でカンタンにVPNサーバーを構築しちゃおうぜ!#2 接続編
こんにちは。
学年末試験で忙しかったため、久しぶりの投稿となります。
今回は前回の記事の続きです。まだご覧になっていない方はぜひ読んでから戻ってきていただけると幸いです。
では本題です。
接続方法1 VPN Azureでの接続
これは私がとっている方法のひとつで、「SoftEther VPNクライアント接続マネージャー」を使った方法です。
※IPoE回線でVPNサーバーをご利用の方はこちらで基本的には接続することが多いと思います
前回の記事にて、「VPN Azure」を有効化しておく必要があります。ご注意ください。

「SoftEther VPN クライアント接続マネージャー」を起動し、「新しい接続設定の作成」をクリック

画像のように接続情報を入力します。
※ホスト名は「xxxxx.softether.net」ではなく「xxxxx.vpnazure.net」ですので気を付けてください。
OKをクリックし、できた設定項目をダブルクリック。

画像のように「状態」が「接続完了」となればOKです。
接続方法2 上記のホスト名を「softether.net」のままで接続
この方法は接続方法1での「ホスト名」を「xxxxx.softether.net」に置き換えたものになりますので、上記の開設の通りに進めていただければOKです。よって割愛します。キリッ
※この方法ではIPoE回線の方は前回の記事で、「リスナー一覧」に利用可能なポート番号を追加する必要があります。また、接続設定のポート番号もそれに合わせる必要があります。
接続方法3 OpenVPNを使った方法
こちらの方法では、クライアントに「OpenVPN」という別のソフトウェアを利用します。
※iPhone/Androidにも対応しています。アプリストアからインストールしましょう。
OpenVPNの使い方は探せばゴロゴロ出てくるので割愛します。
前回はサーバー側の設定に触れていなかったのでここで説明しますね。

まずは管理画面にアクセスして、右下あたりにある「OpenVPN / MS-SSTP 設定」を開きます

上半分がOpenVPNにかかわる設定ですので、接続に使用するUDPポート(クライアント接続マネージャーを使う場合はTCPですが、OpenVPNではUDPを使います。)を指定し、画面真ん中「OpenVPN クライアント用のサンプル設定ファイルを生成」をクリックし、OpenVPNの設定ファイルを保存します。
zip形式で保存されるので、解凍して「xxxxx_openvpn_remote_access……」みたいな名前のファイル(もう一個はまた別のつなぎ方のファイルなので無視でOK)をクライアントに保存します。
あとはクライアントでOpenVPNアプリ・ソフトにてファイルを読み込ませれば、起動して接続するだけです。
って言いたいのですが、もうワンステップありまして
「ポート開放」ですね。
「なんぞや」という方、簡単に言えば「壁に穴をあける作業」です。
これはご自宅のネット環境によって設定の仕方が若干変わりますが、大体こんなイメージです。
↓
・「ONU→ルータ→サーバ」の順番でつながっている方
ONUはルータのIPにポート開放、ルータはサーバのIPにポート開放の設定(プロトコルはUDPもしくは両方)を行います。
・「ルータ機能付きONU→サーバ」の順番でつながっている方
ONUのポート開放だけでOK
・「二重ルータ」にしている方
ONUは上流のルータのIPにポート開放、上流ルータは下流ルータのIPにポート開放、下流ルータはサーバのIPにポート開放
※ブリッジモードのルータにつなげている人は、そいつはルータとしてではなくハブとしてみてください。
・「PPPoE用とIPoE用」でルータを分けてる逸般人の方
そういう方々はポート開放なんて脳死でできますよね()
・その他の構成の場合
そういう構成の人はだいたいこれらの設定は慣れっこなので省略()
使っている機種によって設定方法は違うので、「型番 ポート開放」とかでggってください。
接続方法4 Win/iOS/Android標準のクライアントでの接続
これに関しては私の環境ではうまくできなかった、というか回線の特性上無理なのでほかのサイトを参照してください。ごめんなさい
まとめ
まあこんな感じで大体はつながると思いますので、できない方はもう一度設定を確認してください。
学年末試験に集中していたのでしばらくの間書けませんでしたが、ネタを見つけ次第どんどん書いていくので。
それでは